お知らせです。

……なんだか、仕事に追われて全然更新していなかったので、反省しつつお知らせです。
………いろいろお知らせすべきことはあったのですが、締め切りに追われているうちに……(ダメすぎ)。
シノドス」に現代詩について書かせていただいたり、ゲンロンサマリーズに、『夫婦格差社会』の要約書かせていただいたりしたんですが……。
ちなみに、『夫婦格差社会』はおススメです!
「世帯」を中心に所得格差について切り込んでおり、読みやすいのでご興味ある方は、ぜひ。

夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)

夫婦格差社会 - 二極化する結婚のかたち (中公新書)



で、今後の仕事関連お知らせなんですが。


本日27日深夜、Eテレで新たにレギュラー化した「ニッポンのジレンマ」に出演させていただきます。


絶望の国”の幸福論2013
4月28日(日)0時〜 【27日(土)深夜】
M C:古市 憲寿、青井 実アナウンサー
ゲスト:安藤 美冬、小室 淑恵、水無田 気流(敬称略)


よろしければ、どうぞご高覧下さい。
古市さんが、不敵にマイペースすぎて素敵でした……。
いじられてます……。
http://www.nhk.or.jp/jirenma/


収録後のインタビューはこちらです。
「“絶望の国”の幸福論2013」番組収録後インタビュー:水無田気流 | 語った | ジレンマ+


『現在知vol.1 郊外 その危機と再生』 (NHKブックス別巻)
座談会「郊外を生きる」に、三浦展さん、馬場正尊さん、速水健朗さんとお話させていただいております。
NHKブックス別巻 現在知vol.1 郊外 その危機と再生

NHKブックス別巻 現在知vol.1 郊外 その危機と再生



ユリイカ 2013年5月 特集=鬼束ちひろ
に、鬼束ちひろの歌詞分析論考書いております。
ユリイカ 2013年5月 特集=鬼束ちひろ

ユリイカ 2013年5月 特集=鬼束ちひろ



それから、24日に包装された「ホンマでっか!?TV」に出演させていただきました……。
地味に生きてきただけなのに、明石家さんまさんにいじられる日がくるとは思いませんでした……。


本年4月より、朝日新聞新刊書評委員に加えていただきました。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/1613.html
はい。
日々、勉強でございます。


もっとまめに更新しようと心に誓いました。
よろしければ、どうぞご高覧ください〜!

備忘録的に、お知らせです。

日がたっちゃって恐縮なんですが…、何点か。
cakesに寄稿させていただいております。
クリスマスネタで、もはや年末に何ですが。
コラムとも小説ともつかないソーシャルサイエンス・フィクション「恋愛と贅沢とゾンビ、あるいはなんとなくクリスマス」書かせていただきました〜!
よろしければ、どうぞご高覧ください。
恋愛と贅沢とゾンビ、あるいはなんとなくクリスマス|ケイクスカルチャー|水無田気流|cakes(ケイクス)


「PLANETS vol.8」にて、宇野常寛さんとお話させていただきました〜!
こちら、執筆陣めちゃめちゃ豪華です!
アツすぎ! 
入手が難しいかもしれませんが、ぜひぜひよろしければ〜!
http://wakusei2nd.com/P8


現代詩手帖』1月号に詩作品書いております〜!
恒例の新年号作品特集です。
よろしければ、どうぞご高覧下さい。
思潮社 現代詩手帖


本日(日付的には明日)1:00〜
TBSラジオLife「文化系大忘年会2012」
出演させていただく予定です。
年忘れLifeをよろしくお願いいたします〜!
TBS RADIO 文化系トークラジオ Life


ニッポンのジレンマスピンオフ企画、「ジレンマ女子会」前半がアップされております。
千田有紀さん、西森路代さんと水無田でお話♪
古市憲寿さんが後程「観戦記」を書かれております(汗)。
ちなみに、わが一子大五郎(仮名)連れでの参加でして(すいません)、写真にも映っております。
妙〜に古市さんになついておりました(ありがとうございます)。
「結婚」で幸せになれますか?—女子が自由に生きるには ジレンマ女子会【前半戦】 | 語った | ジレンマ+


来月イベントとしましては…。
こちらに出演します!


日本・「女子学」サミット 新春の陣


〜女子について語るとき、私たちが語ること〜
女の子の価値 聖子ちゃんからAKB48


美魔女、負け犬、おひとりさま、カツマー、こじらせ
無頼化女子、昭和妻、腐女子鉄子歴女
アイドルヲタ、自虐、ビッチ、同性ウケ
女子の就活・婚活・妊活・・・
自民党政権は女子の味方か?


全部まとめて面倒見ます!
白河桃子水無田気流、西森路代の奇跡の公開鼎談
司会は黒一点「若き老害常見陽平
お見逃しなく!


【出演】
白河桃子少子化ジャーナリスト、作家)
水無田気流(詩人・社会学者)
西森路代(ライター)
【司会】
常見陽平(著述家、大学講師)


OPEN18:30 / START19:30
予約¥1,500 / 当日¥1,800(共に飲食代別)
ご予約はロフトAウェブ予約、電話予約にて受付中
ロフトA電話予約 03-5929-3445(17:00〜24:00)
2013”N1ŒŽƒXƒPƒWƒ [ƒ‹


などなど、よろしくお願いいたします。
旧年中はこちらのページにお運び、誠にありがとうございました。
みなさま、どうぞよいお年を!

お知らせです。

朝日新聞本日23日付夕刊文化面に、コラム「電車・バスでのベビーカー論争」を書かせていただきました。
よろしければ、どうぞご高覧ください。
小さくて下段のほうなんで、あんまり目立たないと思いますが…。


当初、民鉄協の関係者にお話を伺い、バリアフリー新法導入以降のベビーカー乗車認可への経緯や、公共性のとらえ方について書いていたのですが、結局紙幅の関係でそのあたりはカットになっております。
この「論争」、いろいろと問題をはらんでおりますので、機会があればもう少し書きたいと思っております。


参考:国土交通省「公共交通機関の車両等に関する移動等円滑化整備ガイドライン」平成19年7月
PDFファイルはこちらです。 

http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/guideline/data/guideline_sharyo_pdf.pdf

感想とお知らせと

9月23日は、B&Bにて西森路代さんと「女子の国の歩きかた」お運びいただいたみなさま、どうもありがとうございました〜!
まあ。
なんというか。
西森さん、素晴らしかったですね〜♪
とりわけ「女子」の語の起源についてのご解説や、「ゆるふわ」にまつわるあれやこれやが…。
のちほど書籍に所収されるかと思いますので、またご紹介させていただきます。


そして、その後実は西森さんとはLifeもご一緒させていただきまして。
……夕方18時から朝6時くらいまで、12時間ご一緒という。
こちらも、ご視聴いただいたみなさま、どうもありがとうございました〜!
今回のテーマは「アンチエイジング」。
詳細は、こちらをお聞きいただくとして。

TBS RADIO 文化系トークラジオ Life


若干語り足りなかったかな〜?
と思われる部分を、少々。


日本社会は、大変に年齢に敏感な国です。
それは、第一にはエスニシティや宗教などの差異が比較的稀薄で均質性が高く、年齢がもっとも突出した差異として認識されがちな社会なため。
第二は、新卒一括採用、「同期」意識、年功賃金等々、年齢と就業が密接に関係している社会なため。
です。
年齢に敏感で、年齢によってライフステージもある程度平準化されてきた、これが日本の戦後昭和期のあり方でした。
これらは当然、経済社会構造やそれにともなう文化変容によって変化せざるを得ません。
さらに(とくに女性にとっては重要ですが…)、社会規範の定める年齢のあり方に、自分の生き方を合わせても、とくにメリットがなくなってきたというのも大きいと思われます。
もちろん、マーケティング上の戦略も大きいでしょう。
年齢が上がっても旺盛に消費していただくには、「年相応」に落ち着いてもらっていては困るので……。
現在、さまざまな領域で起こっているアイデンティティの攪乱現象の一環、ともいえますが。
とくに女性、「女子」「アラサ―」「アラフォー」「美魔女」等々、半ば揶揄的視線を浴びつつ、それでもなお自由と自分なりの快適な生き方をめぐる女子の攻防戦は、総じて、現在の日本社会の硬直化や閉塞感への「個人的挑戦」ともいえるでしょう。


女性に関しては、高度成長期は男性片働きの「家族賃金」モデルのもと、ライフコースはほぼ「専業主婦」一択でした。
戦後の社会移動の結果、農業や家業従事者が減少し、「生産労働+家事育児(農家の嫁モデル)」から「家事育児専従(サラリーマンの妻モデル)」になった。
これは負担の軽減として当初歓迎されましたが、やがて景気低迷によって、既婚女性は非正規雇用の「パートのおばちゃん」として雇用の調整弁として利用される存在になって行くのですが……。
ともあれ、戦後昭和の時代、女性は25歳になったら「クリスマスケーキ」だからと、必死で24歳までに結婚を、と奨励された時代でした。。
若さ=生存競争の武器、だったんですね。
これで思い出すのは、1961年の松本清張著「鉢植えを買う女」です。
職場で最年長の貯金だけが趣味のOLが、事件を起こしてしまう話ですが。
もう絶対に誰も嫁にもらわないおばさんという設定の年齢、当時は32歳だったんですよね。
それが、2011にドラマ化された作品では、余貴美子主演で設定はなんと52歳でした。
言い方は悪いですが、結婚する年齢としては「賞味期限切れの女性」設定の説得力として、高度成長期は32歳だったのが、2011年に至っては52歳まで伸長していたんですね……。
たしかに、大卒女子の平均初婚年齢は今31歳に届いている、という調査報告を読んだこともあります。
32歳じゃ、まだまだですよね……。


もう1点。
番組でもでた非正規雇用の人たちをはじめ、不安定な雇用環境にある人たちが「年をとれない」という事実は深刻ですね。
自由のため、ではなく、生存のため、なので……。
これで思い出すのは、「木枯し紋次郎」です。
紋次郎が、年老いた渡世人と出会う回がありまして。
渡世人は、ヤクザの出入り等に駆り出される可能性もあり、このため戦闘要員として現役に見られなければ一宿一飯の恩義に預かるのも難しい。
というわけで、その年老いた渡世人は白髪を必死に染めて、若作りをしていたのですが。
最期、愛用の白髪染めを紋次郎に渡して亡くなってしまうという……。
「年老いた渡世人の末路」を残酷なまでに暗示する回でして。
まあ、私も無宿渡世人みたいなもので。
非常勤掛け持ち生活ですが、来年仕事があるかどうかは常に不明なので、身につまされました〜(涙)。


さて、以下はお知らせです。
子どもさん対象の詩のワークショップをやります!
よろしければどうぞご参加ください。


第二回 むさしさかいこども未来の詩ワークショップ
◇幼児部門(3〜6歳)定員20名
2012年11月3日(土) 14時00分〜15時30分
講師:水無田気流(詩人、東京工業大学フェロー)
※ 幼児部門の方はクレヨン(クレパス)をお持ちください。
※ 保護者も一緒にご参加をお願いします。


◇小学生部門(1〜6年生)定員20名
2012年11月4日(日) 14時00分〜15時30分
講師:蜂飼耳(詩人、早稲田大学教授)
※ 小学生部門は筆記用具(鉛筆・消しゴム)原稿用紙をお持ちください。
場所:武蔵野プレイス
参加費:無料
応募方法
メールおよびFAXにて「氏名(本人および保護者)」「フリガナ」「年齢・学年」「希望部門」「住所」「連絡先」をすべて記載のうえ、「武蔵境活性化委員会こども未来の詩ワークショップ係」までお申し込みください。
お問い合わせ先
〒180-0023 武蔵野市境南町2-10-24 1F
武蔵境活性化委員会 こども未来の詩ワークショップ係
電話・FAX 0422-31-8825
メールアドレス  info@musasisakai.jp
申込締切日:10月31日(水) 定員の関係で早めに締め切る場合がありますので予めご了承ください。
詳細は、武蔵境活性化委員会ブログにも掲載

http://ameblo.jp/musasisakai-info/entry-11373367372.html

新連載と、イベントのお知らせです

亜紀書房のAki Magagineに連載開始しました〜!
以前東京新聞に連載していた「『からだ』と『かたち』」の続きです。
第1回めは、 厄年防犯人形の憂鬱――人型の誘惑(1)
セーフティドール(防犯用人形)のお話です!
よろしければ、どうぞご高覧ください〜!
「からだ」と「かたち」 – 第1回 厄年防犯人形の憂鬱――人型の誘惑(1)


それから。
下北沢B&Bにて、西森路代さんとトークイベント出演いたします〜!
よろしければ、どうぞお運びください。


西森路代×水無田気流
「女子の国の歩きかた
 ―無類化とゆるふわのあいだで―」
00年代から10年代にかけ、大揺れの女子界を読み解きます!


開催日時 _ 9月23日(日) 19:00〜21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 1500yen + 1 drink order
TEL/FAX 03-6450-8272
西森路代×水無田気流「女子の国の歩きかた ―無頼化とゆるふわのあいだで―」 | 本屋 B&B

お知らせなどなど

こちらに告知忘れ多々ありですが…。
備忘録的に……。
東京新聞7月30日付夕刊にコラム「デモと希望と論壇誌――『現代の理論』終刊に寄す」
書かせていただきました。
ご興味ある方、図書館などで見つけたらご高覧ください。


イベントお知らせです。
異色トークバトル開催予告!


8/12(日)
『燃えよ!ノマド
 ―無頼化と就活難民の間で若者の生き方を考える―』
常見陽平(作家/大学講師)×水無田気流(詩人/社会学者)
若者はなぜ、新しい生き方に踊らされるのか?
常見陽平水無田気流が、ノマド論争に終止符を打つ!
無頼化と就活難民の間で若者の生き方を考える
ノマドハルマゲドントーク
時間:18:00〜21:00(17:30開場)
参加費:1500円
予約:件名を『燃えよ!ノマドン』とし、お名前、人数、お電話番号、
を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。
http://www.6jigen.com/


常見陽平さんのブログはこちらです。
陽平ドットコム〜試みの水平線〜
面白いです…!
ご来場前にこちらで常見さんの「予習」をしていただくと、なおよいかと。


こちらに、書いております。
お題は「オーズ」なんですが。
……大変でした。
………文章を書くよりも、何よりも。
…………仮面ライダー大好き幼児のわが一子大五郎(仮名)が、資料の映像(つまり「仮面ライダーオーズ」本編)を見ていると後ろでさわぐのが……っ!
……………根性で全話見直してから書いているんですが、その間、大五郎喜びのあまりフィーバー(ってキバみたいですが)しっぱなしでした。


寝ている隙にこっそり見直そうとしても、変身コールを聞きつけると、笑顔で起きて来るし……。
そして、見入って寝ないし……。
そんなこんなで、評論だというのに、大五郎も登場しております。


よろしければ、どうぞご来場、またはご高覧ください。

「新聞を読んで」最終回

明日6月17日付、東京新聞「新聞を読んで」水無田担当回です。
今回で、最終回です。
震災後の大変なこの時期、1年間担当させていただき本当に光栄でした。また、勉強になったことも多々ございました。
ご感想などいただきました皆様には、誠にありがとうございました。
よろしければ、どうぞご高覧ください。