ひきつづき息子の将来が心配です……。

わが一子大五郎(仮名)、現在2歳半ですが。
今のところ、やたら社交的で、とても私の子どもとは思えません……。
公園などに行くと、他の子どもを見つけては走りより、話しかけるのですが。
ただ。
その話の中身は。


「はやて! こまち!」「はっけ(100系)!」「つうおうせん(ちゅうおうせん)!」「どっこ(おどりこ)! あーしゃ(あずさ)!」
もしくは。
「とーましゃ(トーマス)! ぱーしぃ(パーシー)! ごーどん(ゴードン)!」
……と。
実在の電車か、架空の機関車の話でして。
これが、話が合う場合もあるんですが(この間、トーマスのボールをもった子とは、「トーマス!パーシー!」状態でした)。
まあ。
たいていは。
話がはずみません(涙)。


最近、それに気づいたのか。
大五郎は、作戦を変えたようです。
何かを手渡して、一緒に遊ぶきっかけをつかもうと必死です。
しかし、それは。
その辺におちている葉っぱ(大五郎は大きい葉っぱが大好きです)だったり。
松ぼっくり(大五郎は、松ぼっくりを拾うのも好きです)だったり、するのですが。
これも。
まあ。
たいていは。
……逃げられます(涙)。


大五郎からすれば、宝物を渡して話をしたいところなのでしょうが。
相手から見れば、ゴミを押しつけてくる不気味な幼児です。
下手をすると、
「何すんだよ〜!」
などと、怒られます。
しかし。
大五郎。
……めげません。


このごろは、自分のもっている飲み物を渡そうとしたりもします。
これまた、相手からすればキモいと思うのですが(苦笑)。
先日は、同じくらいの年恰好の女の子を追いかけ。
親の制止を振り切って、自分の飲みかけの麦茶入りストローボトルを、
「あい! あい!(訳:遠慮しないで飲みなよ! このベビー麦茶は美味しいよ!)」
と言って渡そうとし。
満面の笑みで、
「はやてこまち〜! はやてこまち〜!(訳:君、はやてとかこまちとか好き〜? 新幹線かっこいいよね〜!)」
と、話しかけつづけておりました。


一方、終始無言の相手。
お母さまは、
「ごめんね〜、この子、はやてもこまちも知らないのよ〜」
と、苦笑しています。
そのうち、彼女は無表情のまま、
「ばいばい」
とだけ言い残し。
立ち去りました……。


大五郎……。
でんちゃの話は……ナンパには不向きなのだよ……(涙)。