大五郎の主張

わが一子大五郎(仮名)は、おかげさまで3歳になりたてです。
わが子とは思えないほど元気に育ち、一日中走り回り、飛び回り、擦り傷の類が絶えず、親としては大変です。
しかも。
現在、「いやいや」まっさかり。
「これ着なさい」と服を出せば「きないよ!」
「ねなさい」と言えば「ねないよ!」
「これ食べて」と言えば「いらないよ!」
と。
……いちいち反抗するので、大変です〜(涙)。


そして、
「今日はこれが着たいだの!」
「こっちが食べたいだの!」
と。
自己主張が激しく、それはそれで自立心が育ってきたということで、悪いことではないのですが。
たとえば。
もってきた洋服が。
これからでかけるのに「パジャマ」であったり。
食べたがるものが、大人用のちょっと辛いものであったり、と。
……ちぐはぐかつ、大変です〜。


思えば、産後に病院から帰宅し、生まれたての大五郎をベビーベッドに置いてみたものの。
あまり表情も動きもなく。
「赤ちゃんって、あんまり動かないね〜」
などとのんきに言っていられた時期が懐かしいです。
今や大五郎は、主張の塊。
好きなものと嫌いなものがはっきりしてきました。
親への執着も強くなり、大五郎が起きているとき、私はほぼ背中にはりつかれた状態で書きものをしています……。
そんな大五郎に、好きなものをたずねたところ。
「こうじげんばと、たべものがすきです!」
と笑顔で答えていました。
大雑把すぎるカテゴリーですが……。
聞きようによっては、そういう頼もしいオヤジさんのようでもあります。
最近、「はたらくくるま」と「こうじげんば」に目がなくなってきました。
電車好きは相変わらずですが、工作機械系もお気に入りなようです。
おかげで、工事現場を探して歩く日々となりました……。


しかも、工事現場萌えのあまり、「こうじげんばではたらきたいだの!」と言うようになりました。
「はたらきたい!」と「ねんきょう(勉強)ちたい!」をよく言うのですが……。
どこで覚えてきたんでしょうか〜。
意味が分かっているんでしょうか〜。
なんだか、労働も勉強も、とても面白いことだと思っているようです……。
……夢が破れなければいんですが〜(笑)。