大五郎と長渕剛の接点

わが一子大五郎(仮名)は、現在3歳5か月。
……無類のiPhone好きです。


きっかけは夫です。
ええ、夫が悪いんです。
iPhoneには、子ども向け教育アプリの類がたくさんあるもので。
私が仕事にでているときなど、おとなしくしていてもらって自分が講義の準備などしたいからと。
iPhoneで歌や数の数え方、あいうえおやABCなどを教えるアプリを見せていたんですね。


が。
恐るべし、3歳児。
いや、恐るべしiPhone


まだパソコンのキーボード入力もできないは、それどころかペンすらまともににぎれず、何を書いているのか判別がつかない平仮名をたどたどしく書いている大五郎が。
「検索」を覚えておりました……。
YouTubeで、大好きな電車や飛行機、それに最近大大お気に入りの「ロケット打ち上げシーン」が見られることに気づいてしまった模様です。


昨日は泣きながら私のiPhoneを握りしめ、
「こうくうきがみれない〜!」
と言ってくるので。
見ると、YouTubeには、
「こくき」
と入力されていました。


……ちなみに。
「こくき」
と入力してでてきたのは、なぜか長渕剛の「歸國(きこく) 」でした。

「これじゃない〜!」
と部屋中に鳴り響く長渕剛をBGMに、大泣きする大五郎……。
どういう構図なんだか、意味が分かりません。


よく見ると、ほかにも。
「ろけと」→これは「ロケット」か……?
「のんた」→これは「ノンタン」か……?
でも、
「ぽこよ」は成功していたようです。



ようするに平仮名は、「ん」と伸ばす音の「う」は分からないが、「ぱぴぷぺぽ」はいける、と。
ハッ!
それじゃあ、朝吹真理子の「きことわ」なら検索できるんじゃあないのか!?
などと余計なことを考えましたが。


それにしても。
幼児でも直観的に使えるもんだな〜iPhoneは。
と。
しみじみ感心いたしました。