お知らせです。

日経新聞5月1日文化欄にエッセイ「『これから』のために」掲載されます。
ご興味ある方、どうぞご高覧下さい。


最近急に暑くなりましたね〜。
なんか寒かったり暑かったりでタイミングを逃して。
もうGWだというのに。
わが家は。
まだ。
コートをクリーニングに出しておりません……。


あと、それから。
この春の大きな変化としましては。
わが一子大五郎(仮名)は、めでたく幼稚園に入園しまして。
毎日にこにこ通っております。
幼稚園大好き! だそうです。
毎朝毎朝、自分から靴をはいて喜んで通園しようとしている姿を見ると。
とても。
わが子とは思えません……。


私、集団生活苦手でしたからね〜。
毎朝行きたくなくて、母を困らせましたからね〜。
ほんと、親になってみると、自分の親のありがたさが身に沁みますが。
大五郎は、わが子とは思えないほど社交的で明るい子でして。
つねにケラケラ笑っており。
ええ、そりゃーもう、馬鹿なんじゃないかと思うくらいでして。
幼稚園に着くと、喜びのあまり跳ねまわりながら、あらゆる園児や先生やお母さん方に、でっかい声で、
「おはよーじょわいます!」
と言ってまわっております。
もう、一目散に自分の教室に入って行って、母には目もくれません……。


まあ、いいんですが。
私の子なら、もっとこう。
園庭の隅で「蟻の観察」をしているような子を想像していたのですが。
このでたらめな明るさは、どこからきたのだろうかと思っております。
夫によると、自分の母親に似ているそうです。
彼女は樺太出身でして。
実家は漁師さんでした。
二次大戦終戦直前に、家も財産もすべてなくし銃弾の間をかいくぐって稚内まで逃げてきたのだとか。
子どものころ、大変にご苦労されたそうなのですが、会うたびにいつもケラケラ(にこにこというレベルではなく)笑っていて、とても明るい方です。
明るさの隔世遺伝か……。