あちゅもり

論文執筆中で、徹夜明けの夫が。
疲労のあまりか。
われらが一子大五郎(仮名)を相手に、何を思ったのか、突如「敦盛」を吟じ始めました……。
「人間〜五十年〜♪」
すると。
大五郎。
なぜか、大喜びで。
「ん〜ん〜んが〜んん〜♪」
……濁音だけ、合っているような。
以下、夫との「敦盛」合唱です。
「化天のうちを比ぶれば〜♪」
「んげ〜ん〜んん〜〜〜〜♪」
「夢〜幻の如くなり〜〜〜♪」
「んま〜んんぅご〜〜〜〜♪ がぁ〜お〜♪」
「一度生を享け〜♪」
「んだ〜〜んん〜♪ がぁ〜お〜♪」
「滅せぬものの〜あるべきか〜♪」
「んま〜〜〜〜〜ん〜ば〜〜〜♪ がっご〜がぁ〜お〜♪ がっご〜がぁ〜お〜♪」


……う、歌っている……。
と思い、ちょっとびっくりしました。
しかし。
もうすぐ2歳の幼児が、笑顔で「人間五十年」と歌ってるのって……。
ちなみに、「がぁ〜お〜♪」「がっご〜がぁ〜お〜♪」の類は、大五郎オリジナルソングです。
調子に乗っているとき、なぜかこのフレーズが出ます。
幼児の生態は、まだまだ謎だらけです……。


って、ちょっと目を離した隙に!
大五郎が、ドイツ語の電子辞書をぶっ壊した〜(涙)!
使ってたのに!